キッチンマガジン
2018/03/28

プロが教える!誰でも楽しく、カンタンに料理を上手に撮る方法【最終回】

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【最終回:カメラマンいばらきイチオシ!とっておきの”小道具”とは? 

こんにちは!カメラマンのいばらきです。

「プロが教える!誰でも楽しく、カンタンに料理を撮る方法」もいよいよ最終回を迎えました。
撮影方法のコツや裏ワザ、カメラの操作についてなどお伝えしてきましたが、みなさんいかがでしたか?

今回は、みなさんからお寄せいただいた質問にドドーンとお答えします!

(1)プロに聞く!お料理Q&A

お料理が完成して撮影していると家族のブーイング、お料理も冷めてしまいます・・・
 ご飯ができているのに食べられない!というご家族のブーイング、落ち着いて撮影するのも難しくなりますよね。とてもよくわかります!実は我が家もそうでした。(今は諦められてるかも・汗)

私の場合、お料理を作る前に「この場所、このお皿の位置で撮る」と、撮影時の<定位置>をあらかじめ決めておくことで、時短撮影ができるようになりました。
この<定位置>も、いくつかバリエーションがあるとマンネリ化も防げますよ。できれば食卓以外の場所に作れたら、なお便利かも♪
ちなみに私は、窓の近くに折りたたみの机を置いて、撮影はそこで行うようにしています。
第7回の撮影講座でも、この位置決めについての詳細がありますのでチェックしてみてくださいね。
 

【熱々のお料理を撮る場合、レンズが湯気で傷むのが心配です

お料理は、おいしそう!と思える瞬間が撮影のベストタイミングです、

できれば熱々の状態で撮影したいですが、ご質問をくださった方は、レンズが曇ってしまうくらい近くで撮影していらっしゃるのかなと想像しながらメッセージを読ませていただきました。

あまり長い時間、蒸気を浴びる状態というのはレンズにとってあまりよいとは言えません。
できれば無理をせず、思いきってカメラの位置を移動させてみましょう。
「湯気も一緒に撮りたい」と思った時でも、カメラ本体には湯気がかからない場所から撮ってみてくださいね。

 

【カメラの水準器を使えば上手に撮れますか?
カメラについている<水準器>、水平かどうかがすぐにわかってとても便利ですよね。私も使っています。(カメラアプリの中にあることも。)

カメラアプリを実際に使ってみた写真です。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、左側の赤枠で囲っている部分が水準器です。
これを利用してしっかり水平アングルで撮影することができました。机のラインがまっすぐになっていますね。
でも、水準器はあくまでも目安。頼りすぎないようにして、撮影時には必ず自分の目で見てチェックしてくださいね。


【写真は縦で撮る?それとも横がいい?】
写真の縦横、気になりますよね。でも特に決まりはありませんし、目的に応じて使い分けてみてはいかがでしょう。

たとえば、ブログなどに使う写真の場合は横写真のほうが見やすいですね。
左側の横写真は、メインが中心にあり、ブログ記事内だと、スクロールをすることがないのでストレスなく見ることができます。

雑誌のようなカッコイイ画像のオススメは縦写真。写真をしっかり見せたい時に有効です。
奥行き感がある右側の縦写真は、スタイリッシュ感も増していますね。

みなさんは、どちらがお好みでしょうか?
普段から同じ被写体で縦横両方の写真を撮るのは良いトレーニングにもなりますので、両方撮ってみて、好みを見つけてくださいね!
 

【白いお皿を使うとお皿だけ光ってしまいます】
もしかすると、撮影時の光が少し強いのかもしれませんね。また光源が真上にあると光りやすくなってしまいます。
やわらかい光で撮ってみたり、光源から被写体を離してみてはいかがでしょう。

「第5回の撮影講座」「第11回の撮影講座」では、光について説明していますので、ぜひ参考にしてくださいね♪
 

【スプーンに自分が映り込んでしまいます】
カトラリーの素材による映り込みは仕方ないことだと思います。もしどうしても気になる時は、つや消しのものや、黒やホーロー、木製のものを探してみてくださいね。

私が撮影でよく使っているフォークを並べてみました。

カトラリーは、写真のアクセントになるなど、色々と利用できますが、オススメは「目線の誘導」です。
カトラリーの先にメインの被写体を置くと、まるで矢印のようになり、カトラリーから自然に目線が誘導されるのです。

実は、今までの撮影講座の中でもよく利用していました。 

どうですか?フォークの先や、お箸の先に目線がいきませんか?


【小物使いのポイントは?】
お菓子の撮影には、かわいい世界観を作るためのアイテムやお花、植物などの小物を置くことが多いです。
ただ主役はあくまでも「お菓子」なので、主役より目立たないようにしてくださいね。

お料理の撮影の場合は、その料理に関連性があるものを置くとよいですね。

例えば、ハーブを使った料理に「ハーブの小枝を置く」「レモンを添える」などです。
 

(2)最後に・・・いばらきから、みなさまへ

一年間、撮影講座をご覧いただき、ありがとうございました。

インターネットという、みなさんのお顔が見えない状態で、どんなことをどうやってお伝えしたらお役に立てるのか、ずっと考えながら過ごしたあっという間の一年でした。
毎回いただくコメントは大変励みになりました。また、写真講座の掲示板イベントではみなさんとチャットでお話しすることができて、とてもうれしかったです!

この講座を通じて、みなさんが少しでも写真を撮ってみたい撮影が好き、と思ってくださったらうれしいです。ちょっと難しいことを書いているものもありますが、大事なのは「肩の力を抜いて撮ること」
ぜひ、撮影を楽しんでくださいね!

最後に、大切なとっておきの小道具があります。
それは「”おいしい”を伝えたい心」です。簡単に撮れる写真ですが、そこには気持ちというエッセンスが入ります。

お料理の写真を撮る時にはおいしさを伝えられるように「おいしそう!おいしい!!」と唱えてください。
きっと、あなたの気持ちがとびきりの隠し味になりますよ♪

それでは、またどこかでお会いできることを楽しみにしています。

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